釣りの話ではないが、今回はホヤ(海鞘)について。
ホヤは独特の香味と味覚で酒の肴として珍重される「海のパイナップル」と呼ばれる海産物だ。とてもパイナップルのような美味しそうな外見ではないが、似ていると言われれば、全く似てない訳でもない。
居酒屋で、刺身、酢の物などで食べることが多いが、正直私はあの微妙な苦味があまり好きではない。
しかし、このホヤ、東北人以外は知らない人が多いのではないだろうか。パソコンでも「海鞘」という漢字は出てこない。それだけマイナーなのだが、今年になってニュースに出ることが多くなってきた。

2007年3月に、宮城県南三陸町歌津末の崎沖で、殻が軟化、破裂する被嚢(ひのう)軟化症を発症するホヤが見つかった。感染症の恐れがある韓国産のホヤ種苗が宮城県に輸入されたのが原因なのだろうか。そして、宮城県では最低5年間はホヤの養殖休止とのことだ。ホヤのシェアは宮城県約80%、岩手県10〜20%ということなので、今後は岩手産のホヤが重宝されるかも知れない。
実はホヤは釣りでも使われる。
ウミタナゴをホヤで釣っているベテラン釣り師を見たことがある。
小さく3〜5mmの正方形に切った黄色のホヤを針に付けて垂らすと、アミエビより食いが良いようだ。当然のようにベテラン釣り師はウミタナゴの大漁。
今期は私も使ってみようと思っていたので、あまりホヤが値上がりすると困るのである。
【三陸岩手海釣り日記】